冗談抜きで家が建つほど服を買った俺のファッションブログ

かすかすぴっぴ

ファッション好きな方、どぞ

家が建つほど服を買った僕は、買い物依存症なのだろうか?

僕は家が買えるほど服を買ってきた。

 

僕がこれまで服に使ってきた金額は想像を絶する。巷では「今月3万円の服買っちゃった〜!」とか、「これ2万円のデニムパンツやで! どや! かっこええやろ! 」とか、「奮発してカナダグース買った! もうこれから何も買えないよ〜!」とか、うん万円の服を買ったという報告だけでちょっとした祭状態になるようだ。しかし、こと僕においてはそんな生温いものではない。何せ家が買えるほどの金額を服に使ってきたのだ。前者が地域の小さな祭だとすれば、僕のこれは例えばリオのカーニバルのような世界規模のお祭りと言えるだろう。

 

しかし、一口に家が買えると言ってもイメージするのは難しいと思う。というのは家には様々な種類があり、タイプ別に金額に大小が存在するからだ。ここをクリアにしておかないと、皆様の中での僕のイメージは「こいつ、服にかなり注ぎ込んだんだなー」くらいの曖昧なもので終わってしまうだろう。しかし、それでは読者の皆様に楽しんで頂くことはできないし、僕自身も正しく内容を伝えるという責務を放棄することになってしまう。だから僕は具体的に記載することにした。まずは注ぎ込んできたお金の、具体的な内訳を示そうと思う。

 

本邦初公開! 僕が服に使ったお金の内訳

 

さて、内訳は以下の通りだ。概算ではあるがほとんど正答だろう。ぜひその目に焼き付けて頂きたい。

 

・学生時代にあった貯金100万ちょっと

・学生時代のバイト代のうち約8万円/一ヶ月×約2年=192万円

・就職してからの給与のうち約10万円×約4年=480万円 

合計:772万円

 

いかがだろうか? 今頃これを読んでいる人はパソコンないしスマホの画面の前で凍りつき、ドン引きしているかも知れない。もしくは「やべぇ! こいつあほだ!」と、腹がよじれるほど笑い飛ばしていることだろう。そんな皆様のリアクションはいざ知らず、兎にも角にもこの僕は、これほどまでの金額をわずか6年程度で消費してしまったのだ。それも服という、世間においては真っ先に出費を削られるカテゴリに、だ。まさにきゃりーぱみゅぱみゅさんが歌ったファッションモンスターそのものである。

 

さて、これで晴れて金額の問題についてはクリアになった。ここからはこの772万円を使ったら一体全体どんな家が買えるのかを書いていく。

 

772万円もあれば買えちゃう! 僕が選ぶ優良物件2選とメルセデスベンツ!

 

ex1・神奈川県横浜市南区伊勢佐木長者町横浜市南区 700万円 8.57% 区分マンション投資用マンション

 

https://www.kenbiya.com/t=1/kanagawa/1/5/realestate_819182nwy/
これは神奈川県にあるとある投資マンションだ。最寄りの伊勢崎長者駅へは徒歩6分で、なかなか交通の弁が良さそうである。ちなみにYahoo! 路線検索にて調査したところ、同駅からは僅か7分で横浜へ行けるということが判った。僕は兵庫県在住のため、残念ながら神奈川県の交通事情はわかりかねるのだが、この物件はなかなかの好条件なのではないだろうか?
 
ex2.ヒラキハウジング ガンバレ700竣工物件

http://www.hiraki-h.com/shinbun/700.html
熊本の住宅メーカー、ヒラキハウジング。ここは同メーカーのHPによると熊本で80年もの歴史を誇る、超老舗メーカーのようだ。ここのメーカーさんは自然素材を使った住宅の注文やリフォームなどを得意としており、最近では「500万円〜家が建つんです!」と実に魅力的な提案をしている。どうやらここで紹介したガンバレ700というのは、その提案の中の「700万円から建ちますよ!」というプランに該当するらしい。それにしても500万円から家が建つなんてひと昔前では考えられなかったことだろう。まったく、時代は変わるものだ。
 
ex3.番外編:メルセデスベンツ Eクラス
 
http://www.goo-net.com/ipn/newcar/MERCEDES_BENZ.html

 

住宅ではないが、こちらもぜひご紹介させて頂きたい。なんと車ポータルサイト・GOONETによれば、772万円もあればあの泣く子も黙るメルセデスベンツの新車が買えてしまうというのだ。メルセデスベンツと言えば周知の通り、間違いなくこの日本国において、いや世界において知らない人はいないであろう、高級車の代名詞だ。世界中の社長さんやヤのつく自由業の皆さんご用達ということもあり、成功者の証として認知されているあのベンツだ。結果として僕は誰しもが憧れを抱くであろうメルセデスベンツを買えるだけの金額を服に費やしたということになる。これはともすれば住宅以上の衝撃かも知れない。

 

僕が服を買いまくった理由とは?

 
僕が服に使った金額は上述の通りだ。改めて振り返ると、僕自身でも悪寒がするほどのものすごい金額だった。しかし、ここで疑問を抱かないだろうか? なぜそれほどまで切迫してこいつは服が欲しかったのかと。このような疑問を抱くのは極めて自然なことだろう。なぜなら普通の感覚の人ならば、772万円分の洋服よりも住宅やメルセデスベンツを選ぶはずだからだ。しかし結果として僕は住宅やメルセデスベンツよりも洋服を選んだ。この極めて浮世離れした選択をした理由について、僕は明確にしなければならない義務がある。
 
結論・病気だったから
 
これだ。結論はいつもシンプルで、こと僕の愚行においてもそれは例外ではない。ただ病気だったから服をアホほど買った、それだけの話だ。
 
しかしながら、単に病気だったからで片付けては皆様の納得を得ることは到底適わない。例えばあなたが今にも死にそうなくらい体調が悪く、重い体を引きずりながら病院に行ったとしよう。そして受付を済ませて待つこと約20分。ようやくドクターに診察してもらい、言われたセリフが「うん、病気だね」の一言だったらどう思うだろうか?  人にもよるだろうが、少なくとも僕だったらその場で暴動を起こしかねない。どういう病気なのかkwsk!!と激昂することだろう。つまり、この場においてはどういう病気なのかを明確化する必要があるということだ。
 
だから僕は、僕自身が患った病気について考えてみた。しかし、残念ながらいくら逡巡をこらして熟考に熟考を重ねても、僕は所詮何の専門知識も持たない一般ピーポー。到底正しい答えを導き出すことなどできない。このままでは真相が迷宮入りしてしまうというところで、かの世界的権威であるGoogle先生に救済を求めた。すると以下のような答えを得ることが出来た。
 
その1・買い物依存症

 

買い物依存症(かいものいそんしょう、かいものいぞんしょう)とは精神疾患の一つであり自身にとって不必要、あるいはすでに同様の物を所持しているにもかかわらず多数の物品を購入してしまうという症状。
検索した結果、一番初めに出てきたのがこれだった。やはりというか、パッと思い付く中で最有力候補だったから特に驚きはない。それこそ若年層が言うところの「あーね」というやつだ。あまりに予想の範疇すぎてこの回答に特に感銘を受けることはなかったが、何やらチェックテストなるものを発見したので受けてみることにした。
 
受けたチェックテストは「自己診断テスト・買い物依存症」という名称のテストだ。アメリカの女性に向けたテストで、キャロリン・ウェッソン氏の「買い物しすぎる女たち」という著作を参考に作られたものらしい。これはいくつかの項目にチェックをするだけのシンプルなテストで、ほどなくして受講が完了した。
 
結果は以下の通りだ。スクショしてみたので、どうか皆様刮目して見て頂きたい。
 
f:id:kspippi:20160119143328j:image
 
マジか。僕は手中にあるスマートフォンの大きなディスプレイに向かってそう呟いた。確かに自覚はあったのだけれど、いざこのような形で目の前に突きつけられるとなんだかクるものがある。これはいよいよ買い物依存症であるという線が濃厚になってきた。
 
しかし、これを結論とするにはいささか尚早な気がしてならない。まだ検証の余地はあるのではないだろうか? ちなみに決して買い物依存症という限りなく事実に近いであろう答えから逃げているわけではない。そう、逃げているわけではないのだ。だから僕は、もう一つの可能性を提示することにした。
 
その2・メンヘラ

 

メンヘラとは、2ちゃんねるのメンタルヘルス板にいるような人間のこと。 ネットスラング。 またそれが転じて、心に病気を患った人を指す。

 

近年よく耳にするメンヘラというワード。「メンヘラ女と付き合って大変なことになった〜」という記事がネット上に氾濫しているので、メンヘラの存在はすでに皆さん周知のところだろう。最近勢いのあるメディアのNaverまとめなんかでもこのメンヘラに対する対策をまとめた記事がアホみたいな数のPVを集めたりと、なにかと注目を集めているようだ。

 
しかしながらこのメンヘラという概念、 どうも言葉だけが一人歩きしている気がしてならない。なぜなら漠然としたイメージはあるけれども、僕はメンヘラについて確たる定義を知らないからだ。それはみなさんも同じなのではないだろうか? どうしても気になった僕は、やはりメンヘラについて定義を求めた。すると以下のように定義されていることが判明した。
 
1・誰かに愛情を向けてもらいたい、そんな自分が何より愛おしい
 
2・誰かに気を向いてもらうためになんでもする「かまってちゃん」行為がベースにある 
 
3・自分という存在がそっぽを向かれるのを何より恐れるが、自分以外の他人がどうなっても知ったことなし
 
4・一言で言えば、「愛してくれないならここで死んでやる!」
 
さて、この定義の中で、趣旨である「服を買いまくる病気」と相関がありそうなのは2・誰かに気を向いてもらうためになんでもする「かまってちゃん」行為がベースにある、だ。というか相関があるとかそういうレベルじゃなく、まさにこれそのものであった。では、これがどういうことなのかを解き明かしていこう。
 
これは次のように言い換えるとわかりやすい。
 
・服に気を向いてもらうためにアホほどお金を費やす「かまってちゃん」行為がベースにある。
 
僕はひとたび気になる服を見つけてしまうと、なんとしてでも手に入れられずにはいられなくなってしまう性分だった。今でこそ落ち着いてはいるが、ことひたすら突っ走ってきた6年間においては諦めることを知らず、あらゆる手を尽くしてだいたい入手してきたつもりだ。ただし、当然ながら急な完売などのやむを得ない事情で手に入らなかったこともある。そんな時は血眼になって同じ商品を探し、それでも見つからない時には後釜、つまり似たようなモノを死に物狂いで探したりした。
 
この一連のプロセスはメンヘラの行動パターンに通づるものがある。メンヘラは特定の人物に依存し、どんな方法を使ってでも気を惹こうとする。仮に成功しなかった場合は次のターゲットを探し、そちらに依存し始める……ほら、僕の服に対する行動となんら変わらないじゃないか。
 
すでに述べた通りだが、僕は特定の服を手に入れようとして失敗した場合、代わりになる服を探すことに固執していた。基本的に見つかるまで搜索を続けていたので、その執念はメンヘラのそれに比類するか、あるいは超越していただろう。これはともすれば洋服に対する依存とも解釈できる。そう、僕は服に対してメンヘラだったのである。どうしようもなくかまってちゃんで、どうしようもなく執着的なメンヘラだったのだ。
 
これで僕の病気は明確になった。買い物依存症の気を匂わしつつも、根底はただのメンヘラ。やはりただの買い物依存症ではなかったので、改めて結論は急ぐべきではないなと強く実感した。
 
ちなみにこれ、当然ながら明確な病名は存在しないのだけれど、この場においては便宜上ファッション・メンヘラと名付けておく。カテゴリとしておそらく精神疾患の一種に該当するだろうが、ひょっとしたらこれ、どこかの学会か何かで発表したら賞賛されるのではないだろうか? もしかしたら僕はいまこの瞬間に、意図せず世紀の大発見をしてしまったのかも知れない。同時に、僕が産み出したこのファッション・メンヘラという造語が2016年のトレンドと言われる日も近いかも知れないと妄想したところで、今日は筆を置こうと思う。
 
次回は家が買えるほど服を買って得たものにフォーカスして執筆するつもりだ。よかったら次回もお付き合い頂けると幸いである。