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正しい靴のサイズの選び方について、3つのポイントを書いてみた。

正しい靴のサイズの選び方について

 

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今回は『正しい靴のサイズの選び方』についてのお話だ。

 

靴のサイズの選び方は、実は意外と知られていない。

 

きっとあなたも正しい靴のサイズの選び方を知りたくて、

 

この記事にアクセスされたのだと思う。

 

これからするお話を聞いていただければ、

 

正しい靴のサイズの選び方が分かり、今後の靴選びに役に立つはずだ。

 

ぜひ最後までお付き合い頂けると幸いである。

 

正しいサイズの靴を履くメリットとは!?

 

サイズが合っていない靴を履き続けると、足を痛めてしまう。

 

おまけに歩き方がおかしくなったり、

 

姿勢が歪んでしまったり、

 

最悪の場合、外反母趾になる可能性だって考えられる。

 

これらは靴が足に負担をかけてしまうことで生じる。

 

防ぐには正しいサイズの靴を履くことをおいて他はない。

 

つまり、

 

足にかかる負担を軽減し、もろもろの弊害を防いでくれること。そして、快適に靴を履けるようになること。

 

これこそが、正しいサイズの靴を履くことで得られる、最大のメリットなのである。

 

1:正しい靴のサイズ選びのために、まずは足の実寸を知ろう!

 

正しい靴のサイズを知るためには『あなたの足の実寸』を知る必要がある。

 

足の実寸は、靴のサイズ選びにおいて超重要であり、一番の基礎である。

 

なのでまずは足の実寸を知っていこう。

 

まずはその『足の実寸を知る方法』を書いていく。

 

そもそも足の実寸とは?

 

足の実寸とは裸足の大きさのことである。

 

だいたい以下3か所を総称して足の実寸である。

 

  1. 足長(素足の縦の長さ)
  2. 足幅(親指の横骨~小指の横骨までの長さ)
  3. 足囲

 

これら3か所を測ることで、足の実寸をほぼ正確に知ることが出来る。

 

ここから足長と足幅、それと足囲を正しく測る方法について解説していこう。

 

足長の正しい測り方とは?

 

まずは、足長の測り方について。足の縦の長さはどのようにして計るのか、解説させて頂く。

 

結論から言うと、こちらはカカトから指の一番長いところまでを測るのが正解だ。

 

つまり、下からつま先までを測ると良い。

 

念のため、ここで図を紹介しておこうと思う。へったくそな絵で心苦しいのだが、どうかご容赦頂けると幸いだ↓

 

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ここの長さを測って出た数値が、あなたの足長なのである。

 

では、足長の測り方については以上。次は、足幅の正しい測り方についてチェックだ。

 

 

足幅の正しい測り方とは?

 

次に足幅の図り方について、解説していく。

 

こちらは、裸足でもっとも横幅が広い部分を測ると良い。

 

では、足のどこが、もっとも広いと言えるのか。

 

これは、基本的には親指の付け根の骨が出っ張ったところから、小指の骨が出っ張ったところまでとされている。

 

ここにも念のため、図を用意させて頂いた。本当に絵心もクソもない絵で申し訳ないのだが、どうかお許し頂ければ幸いだ↓

 

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以上の個所を、メジャーで計測する。これでアナタの足幅を知ることが出来るのだ。

 

以上2つの行程をクリアすることで、

 

あなたは晴れてご自身の足の実寸を知ることが出来た(足囲については後述する)

 

しかし、これだけではまだ終れないのが正しいサイズの靴選び。

 

では、次にどうすれば良いのかを見ていこう。

 

2:正しい靴のサイズ選びには捨て寸が大事!1~1.5センチのつま先の余裕を意識しよう!

 

実寸を知ったあとに知るべきこと。それは『靴の余白』を知ることである。

 

ここで言う余白とは、靴のつま先の余白のことだ。

 

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この余白のことを専門用語で『捨て寸』と言うのだが、

 

正しい靴のサイズ選びには、この捨て寸を1~1.5cm確保することが理想とされているのである。

 

正しい靴のサイズ選びに捨て寸が必要な理由とは?

 

適度な捨て寸がないと、足を痛めてしまうからである。

  

あなたも窮屈な靴を履いて、足を痛めてしまった経験があるかも知れない。

 

こうならないために、靴に捨て寸という余白が考えられたのだ。

 

そしてその捨て寸の理想的な数値が、先述のとおり1~1.5cmなのである。

 

だから、あなたの足の実寸+1~1.5cmのサイズの靴が、あなたにとって適正なサイズの靴と言えよう。

 

これは例えば、あなたの足長が25cmであれば、26~26.5cmの靴を選べばいいということ。

 

こうすることで適正な捨て寸を確保できる。

 

なお、捨て寸についてさらに知りたいあなたは、以下の記事も参考になると思う。もし良ければ、一読頂けると幸いだ。

 

【参考関連記事】

知らないともったいない!スニーカーは捨て寸が命!?

 

靴のサイズの選び方でかかとに指1本入れば良いというのは間違い?

 

捨て寸の話をしたので、かかとの話もしておこうと思う。

 

よく靴のサイズ選びで『かかとに指1本入ればOK』みたいな話を聞くが、

 

実はあれは間違いである。

 

基準にするのはかかと側でなく、つま先側だ。

 

つまり適切な捨て寸を意識しなければならないという事である。

 

なのでかかと側に指1本が入るような靴を選ぶのではなく、

 

つま先側を見て、ちゃんと捨て寸がある靴を選んで購入しよう。

 

革靴には要注意!?

 

ただし、例外はある。それは革靴だ。

 

これはどういうことかと言うと、革靴にはもとから捨て寸が用意されているからなのである。

 

したがって革靴の場合は、革靴の表記サイズをあなたの足長の実寸に合わせてやれば、

 

そのまま適正な捨て寸を確保することが出来ると言うわけ。

 

ちなみに、革靴については、以下の記事を参考にしてみて欲しい↓

 

【参考関連記事】

知らないと損をする!?革靴のジャストサイズの選び方って?

 

それともうひとつ、革靴繋がりでブーツとローファーのサイズの選び方も載せておきたいと思う↓

 

【参考関連記事】

たったひとつのポイントを意識するだけで上手くいくブーツのサイズ選び

ローファーのサイズの選び方を知りたいメンズへ贈る2つのポイント

 

上記記事も併せてお読み頂くと、さらに理解が深まるはずだ。

 

要注意その2:スリッポン

 

先ほど革靴には要注意というお話をさせてもらったが、

 

もうひとつスリッポンについても気をつける必要がある事を追記しておこう。

 

こちらについてはスリッポンのサイズの選び方で意識すべきはカカト側の隙間というお話 という記事で詳しくお話させてもらっているので、ぜひ参考にして欲しい。

 

捨て寸の確認は2回行うべし!

 

捨て寸について、最後に一点お話ししたいことがある。

 

それは、捨て寸の確認は、必ず2回行って欲しいということだ。

 

1回目は靴を履いて、立ち上がった時に、捨て寸のチェックをする。

 

その際につま先を指で押し、きちんと捨て寸を確保できているかを見てみて欲しい。

 

次に2回目だが、こちらは靴を履いた状態で、実際に歩いた時だ。

 

歩行時にもきちんと捨て寸を確保できているかを確認することで、より正確に把握できる。

 

3:正しい靴のサイズ選びのために、足囲を知ることも大事!

 

最後に足囲についてのはお話をする。

 

最初の方で少し触れた足囲、ここはかなり重要なポイントなので、

 

少し掘り下げてお話をさせて頂こう。

 

突然だが、あなたにはこのような経験がないだろうか?

 

「ブランドAの靴は26センチでイイ感じなんだけど、ブランドBの靴は27センチのがしっくり来るんだよね……」

 

そう、ブランドによって履き心地が違う、と言う現象だ。

 

実はこれ、ブランドによって足囲が違うために起こるのである。

 

そしてこの問題を解決するためには、靴に表記されているDとかEなどのアルファベットと照合したら良い。

 

参考までに表を用意してみたので、ご覧頂きたい。目安ではあるが、一応の参考にはなるはずだ。

 

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この図のアルファベットは、靴における足囲のことを指している。

 

足囲とは、足幅を測るのと同じ要領で、そのまま足をグルッと一周測った寸法のことだ。

 

これは一般的に、D~2Eまでのモノが多いが、大きいものでは3E、4Eなどのモノも存在する。

 

足の細い人ならD~E、足幅が広い人ならそれ以上を検討すると良い。ちなみに日本人に多いのは、圧倒的にDである。

 

例えば、かの有名な革靴の王様的ブランド・オールデン。

 

誰もが憧れるオールデンの規格は大きく分けて二つで、それぞれDとEだ。

 

だから足長が25cmでも、足囲が狭いか広いかによって、DとEのどちらを選ぶかが分かれてくる。

 

この場合だったら足囲が狭いあなたはD、足幅が広いあなたはEを選ぶことになるだろう。  

 

「自分の足囲が狭いのか広いのかわかんないよ……」

 

このような方は、ぜひ先ほどの表を参考に、ご自身の足囲を測ってみて欲しい。これで、今後の靴選びは、よりスムーズになるはずだ。

 

正しい靴のサイズを選ぶためには靴を選ぶ時間帯も大事!

 

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上記3つのポイントとは別に、靴のサイズを選ぶ時間帯も大事である。

 

なぜなら僕たちの足のサイズは『朝と夕方で違うから』である。

 

日本人の多くは夕方に足がむくむことから、夕方に靴を選ぶ方が良いと言われている。

 

(ただし例外もある。夕方に靴がゆるくなる方は夕方に靴がゆるくなりやすい原因と知っておきたい2つの対処法とは?という記事を読んでみて下さい)

 

しかしそれだと夕方以外の時間帯は大きい靴を履いていることになるので、

 

それはそれで問題だ。

 

じゃあどうすれば良いのか。これは『いちばん靴を履いて動いている時間帯』に合わすのが良い。

 

例えば朝方が多いのなら朝に、夕方以降が多いのならその時間帯に、という感じだ。

 

先に紹介した3つのポイントに加え、この点も覚えておけば、正しい靴のサイズ選びがよりはかどるだろう。

 

終わりに:この記事のまとめ

 

今回のお話は以上だ。

 

最後にこの記事をまとめて、終わりにしたいと思う。

 

正しい靴のサイズを選ぶために、大事なポイントは以下3つである↓

 

  1. あなたの足の実寸を知る(足長と足幅をそれぞれメジャーで測る)
  2. 靴の捨て寸を意識する(理想の数値は1~1.5センチ)
  3. 足囲を知り、靴と照合する 

 

それと靴を選ぶ時間帯も重要だという事もお話しさせて頂いた。

 

これらをしっかり意識すれば、靴のサイズ違いによる不快感を避け、起こり得るもろもろの弊害を防ぐことが出来るのだ。

 

では、今回の記事はここまで。

 

それでは、またお会いしよう。

 

【次はこちらの記事をお読みください↓】

靴のサイズがでかい!大きい時の対処法について

【スニーカーのサイズの選び方】捨て寸が3cmってマジ? 本当に必要な捨て寸は何センチ?