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【ニットの洗い方】ウールでも縮まない!洗剤を使った手洗いと干し方について徹底解説!

ウールニットの洗い方が知りたい!

 

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こんにちは、kspippiです。

 

今日はですね、ニットの洗い方についてお話ししていきたいと思います。

 

この記事では、僕がいつも行っているニットの洗い方を解説します。なので、

 

「いつもニットをクリーニングに出しているけど、自分で洗ってみたいな」

 

「でもニットってウールだし、縮むかも知れないし……。そもそもやり方がわからないし、いろいろ不安!」

 

このようにお考えのあなたは、ぜひとも参考にして頂ければと思います!

 

それでは、続きをお楽しみ下さい!

 

ウールでも縮まない! 正しいニットの洗い方って?

 

ニットを自宅で洗う場合、取るべき方法は手洗いです。

 

たまに洗濯機でニットを洗う、なんて話を聞きますが、あれは基本的にNGと思って下さい。

 

たしかにアクリルやコットンのニットなど、洗濯機でガンガン洗えるモノもありますが、ニットの基本素材はウールです。

 

ウールのものを洗濯機でガンガン洗っちゃうと、めちゃくちゃに縮んでしまう可能性が高いので、絶対にやめておきましょう。

 

そこでおすすめなのが、手洗いなのです。

 

手洗いだとニットが縮む心配はほぼありませんから、より安全にニットを洗濯することが出来るんですね。

 

だから自宅でニットを洗濯する際は、絶対に手洗いをする事。これをまず認識して頂ければと思います。

 

しかし、かなり安全な方法である手洗いも、やり方を間違えると大変な事になります……。

 

例えばニットが大きく縮んでしまったり、ゴワゴワになって素材感が損なわれてしまったりなど。こうなってしまっては、せっかくのニットが台無しですよね。

 

僕はこれまで、何度もそういう経験をしてきました。そして、その度にめちゃくちゃテンションが下がり、悔しい想いをしてきたんです。

 

ですが、あなたにはそんな想いをして欲しくありません。なのでここからは、ニットを上手に手洗いするためのコツについて、お話をしていきたいと思います。

 

ニットを手洗いする3つのコツとは?

 

ニットを上手に手洗いするためには、3つのコツがあります。

 

そして、これらのコツを押さえてニットを手洗いすれば、ほぼほぼ失敗する事はありません!

 

で、その3つのコツは、以下のとおりです↓

 

  1. 必ずぬるま湯を使う事
  2. 優しく押し洗いする事
  3. 洗剤をきちんと選ぶ事

 

では、以上3つのコツについて、詳しく解説していきますね!

 

ぬるま湯を使う!

 

ニットの手洗いには、必ずぬるま湯を使う事。これがニットの手洗いにおける、前提条件です。

 

というのも、冷たい水やアツアツの熱湯は、ウールのニットに大きなダメージを与えてしまう可能性がかなり高いからです。

 

結果、素材感が大きく損なわれてしまったり、手触りがめちゃくちゃゴワゴワになってしまったりと、いろいろよろしくない事が起こります。

 

そうならないためにも、ニットの手洗い時には、必ずぬるま湯を使いましょう! 

 

これを意識することで、手洗い後でもニットの風合いはきちんと保たれますし、大きく縮んでしまう事も避けられます。

 

ちなみにぬるま湯の温度は、およそ30度〜35度程度です。

 

最初はこれがどれくらいの熱さか分からないと思いますので、初めてニットの手洗いに挑戦する場合は、事前にお湯の温度を測っておきましょう。

 

使う洗剤に注意!

 

ぬるま湯を張った後は、そこに洗剤を投入していきます。

 

しかし、ここでも注意しないといけません。というのも、使う洗剤を間違えてしまうと、どえらい事になってしまうからです。

 

例えばハイターなどの漂白剤。これはもう考えるまでもなくNGです。絶対に使っちゃダメなやつですね。

 

他には洗浄力が強すぎる洗剤も、使うのをやめておいた方が良いです。例えばアタックなどの、「白くなる!」と謳っているやつなどが挙げられます。

 

「じゃあ、どんな洗剤を使えば良いの?」

 

そろそろこういう疑問が出てきそうですから、お答えします。

 

ニットの手洗い時に使うべき洗剤は、ずばりオシャレ着洗いです。

 

これを使う事で、ニットを痛めることはありません。それと、大きく色落ちすることもありませんから、ニットの色彩を保つことも可能なんですね。

 

それに洗濯後の匂いも抜群ですから、ぜひオシャレ着洗いを使いましょう。ちなみに僕はエマールを使用しています↓

 

 

優しく押し洗いする!

 

ぬるま湯に洗剤を入れたら、次はいよいよニットを手洗いしていくわけですが、ここでもやはりコツがあります。

 

それは見出しの通りで、優しく押し洗いする事です。Tシャツやシャツを洗う時みたいに、ゴシゴシと擦るように洗ってはいけません。

 

なぜなら、ニットは非常にデリケートなアイテムだからです。ゴシゴシと強く洗ってしまうと生地同士が擦れて、風合いが損なわれるだけでなく、最悪の場合破れてしまうことも考えられますからね。

 

そして、それを防ぐために有効なのが、押し洗いというワケです。こうすることで、ニットにダメージを与える事なく洗濯をする事が出来ますしね。

 

ちなみにやり方としては、

 

  1. ニットを畳んだ状態でぬるま湯につける
  2. その状態でゆっくりとニットを押し込む(お湯に沈めるイメージ)
  3. 上記2を繰り返す

 

以上、3つの手順ですね。やる事は非常にシンプルですから、特に困る事はないかと思われます。

 

ニットを洗濯した後はどうすれば良いの?

 

ニットを洗濯した後は、脱水をする必要があります。

 

洗濯後のニットは、水浸し状態。めちゃくちゃ水を含んでいますから、干す前にある程度水気を抜いてあげなければいけません。

 

こちらも手洗い同様、やり方はめちゃくちゃシンプルです。以下2つの手順どおりにやれば、なんなくこなせるでしょう↓

 

  1. ニットをお湯から出して、平らな場所に押し込む!
  2. その後、ネットに入れて、洗濯機で脱水する!

 

ニットを手洗いする場合、その場所はほぼ100%お風呂場だと思います。

 

僕はニットを洗った後、お湯から出してそのままお風呂の床に押し付けています。笑

 

なお、この時もニットにダメージを与えないように、ゆっくりとニットを押し込み、水気を取るようすることがポイントです。

 

その後は、ネットに入れて洗濯機で脱水をするだけです。最初、洗濯機を使うのはNGと言いましたが、これは洗う時だけであって、脱水のみであれば特に問題はありません。

 

以上で脱水は完了です!

 

ニットはどう干せば良いの!?

 

手洗い→脱水とした後は、ニットを干して終了です。

 

しかしこの時もまた、注意しなければならない事があるんですよ。

 

それは、洗濯後のニットをハンガーにかけて干してはいけないという事です。

 

なぜなら、ニットが大きく伸びてしまう可能性が高いからなんです。

 

洗濯後のニットは、いかに脱水をしたとは言え、全体に水を含んだ状態です。その分ニットが重たくなっているので、ハンガーなどで吊るしてしまうと、重みでニットが伸びてしまうんです。

 

それを防ぐためには、ニットを平らな場所で干す必要があります。とは言っても、その辺に置いておくわけにはいきませんよね?笑

 

そこで活躍するのが、平干し専用のネットなのです!↓

 

 

こちらであれば、ニットを平に干す事が出来ますから、形崩れを防ぐ事が可能です。

 

ちなみに上記のものは、実際に僕が使っているやつです。よければチェックしてみて下さい。 

 

ニットを乾かすのに乾燥機を使うのはヤバい?

 

もうひとつ、ニットの乾燥について、大事なことを書いておきます。

 

それは、ニットを乾かすのに、乾燥機を使ってはいけないという事です。

 

なぜなら、ニットを乾燥機にかけてしまうと……

 

  • ニットが大きく縮み、サイズがめちゃくちゃ小さくなってしまう
  • ニットの風合いが消え、ガッサガサになってしまう

 

以上、2点のデメリットがあるからです。

 

ここで僕の経験談を挟みます。

 

僕はかつて、ニットを乾燥機にかけた事があります。気に入って買ったニットがあったんですが、もう少しサイズを小さくしたいと思って、乾燥機にかけたんですよ。

 

するとどうでしょう。サイズは大きく縮み、まるで子供服のようになり、さらに上質な風合いは完全に損なわれ、ガッサガサのゴワゴワになってしまいました…。

 

結局そのニットは捨ててしまいました。とてもじゃないけど着れる状態じゃなかったんですよね。

 

このように、僕はニットを乾燥機にかけて、かなり悔しい想いをしました。だからあなたも、くれぐれもニットは乾燥機にかけないよう、ご注意下さい……。

 

終わりに

 

ここまでをお読み頂いたあなたなら、今日からニットを自宅で洗う事ができるでしょう。

 

これでもう、ニットを洗うためにわざわざクリーニング店にいかなくて済みますね!

 

もし機会があれば、今回ご紹介した方法をお試し頂ければと思います。

 

それでは、今日のお話はここまでです。

 

またお会いしましょう。